阿久根市長、本会議をまた欠席…傍聴席から批判(読売新聞)

 「議場にマスコミがいる」として市議会本会議への出席を拒否していた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)は10日、再開された本会議への出席を再び拒否した。

 市議会は、市長と執行部が不在のまま議事を進めた。

 市議会は10日、今年度の補正予算案に関する委員長報告と採決などを行った後、流会になった4、5日の総括質疑を行う予定だった。しかし、午前10時の開会時間になっても出席したのは市議のみ。市長や執行部は議場に現れなかった。

 浜之上大成議長が「市長が出席を拒否しており、本来なら中断すべきだが、市民生活に大きな影響がある補正予算案の採決などがあり、会を続けます」と宣言して開会した。

 市によると、同予算案の委員長報告と採決に市長や執行部が出席する規定はないという。10日は新年度予算関係の質疑も予定されているが、市議会は質疑の打ち切りなどを検討している。

 竹原市長は市長室に閉じこもったままで、読売新聞などの取材に市総務課を通じて「報道陣による庁舎内撮影手続きが無視され続けているなど、議会に出席する環境が作られていない」とコメントした。

 傍聴席にいた70歳代の男性は「自分が提案した議案を審議する議会に出席しないなんておかしい。何を考えているのか」と話し、議場を後にした。別の男性(76)は「今日から市長が出ると聞いて議場に来たのだが。前代未聞だ。正気を失っているとしか言いようがない」と吐き捨てた。

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