スーパー耐性菌、国内で初確認=海外からの流入に懸念−千葉(時事通信)

 抗生物質が全く効かなくなった新たなタイプのアシネトバクター菌に感染した患者が、国内で初めて確認されたことが7日、分かった。海外で感染したとみられ、専門家はこうした多剤耐性菌が国内に持ち込まれて広がる恐れを指摘している。
 確認した千葉県の船橋市立医療センターによると、昨年7月上旬、米国の病院から転院してきた20代外傷患者の状態が良くならないため検査したところ、国内で使われているすべての抗生物質が効かないアシネトバクターが検出された。直ちに院内感染の防止策を取ったため、感染の拡大はなかった。患者はその後治癒し、退院した。
 アシネトバクターは皮膚や自然環境中に常在し、健康な人には無害だが、免疫力の落ちた入院患者に感染すると生命にかかわることもある。
 耐性菌に詳しい池康嘉群馬大教授によると、複数の抗生物質が効かないアシネトバクターは福岡大病院などでも見つかっているが、確認されたのはより耐性が強いタイプ。同教授は「今回は防げたが、海外から多剤耐性菌が持ち込まれ、院内感染が広がる恐れがある」と警告。海外の抗生物質の不適切な使い方が原因で誕生していると推測できるという。 

環境未来都市へ、4地域で次世代送電網の実証事業 経産省が選定(産経新聞)
真央・ヨナの靴調整の男性「リンクが解雇権乱用」(読売新聞)
「咸臨丸」航路しのぶ、「海王丸」が出航(読売新聞)
大型トラック正面衝突、双方の運転手死亡(読売新聞)
咸臨丸 太平洋渡る子孫、太平洋往復150年 7日に出航(毎日新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。